給食のお米について市宛にメールしました


以下メールの内容

先日は食材の放射線被曝における学校給食改善の為の提案書を受け取ってくださいましてありがとうございます。
実はお米についての不安を感じ、メール致しました。
まず、子を持つ親として、過去の経験におけるベクレル数以上の値を持つお米に、不信感を抱いているということを判っていただきたく思います。
1963年核実験のフォールアウトによる汚染
1963年「白米の全国平均値」
ストロンチウム90               
0.269ベクレル      
セシウム137
4.179ベクレル
全国平均値のもっとも高かった1963年、セシウム
137の最高値は約 10 Bq/kg でした。
つぎに、玄麦のデータです。
1963年「玄麦」
ストロンチウム90               
12.3ベクレル      
セシウム137
43.6ベクレル
当時、これらの値は“mBq/kg”という“Bq/kg”より“1000分の1”小さい単位で測定され、お米10000ミリベクレルだ!麦は12300ミリベクレルだ!43600ミリベクレルだ!高い!と驚かれていました。
現在の日本では10ベクレルや12.3ベクレル、43.6ベクレルと表示されますね。
今の日本人は感覚が麻痺しつつあります。
それもこれも国が決めた500ベクレルという規制値のせいです。
この「暫定」規制値は、1年で収束してフォールアウトが無くなる前提の下に決められた、年間被爆5mSvを基準に計算されたものです。
現在1号機〜3号機は、毎時2億ベクレルの放出を続けています。1日に48億ベクレル、1ヶ月1440億ベクレルになる計算です。
食品安全委員会の政府に提出されたデータによりますと、小児のガンにおいて10mSvから著しくリスクが上がり、5mSvもその範疇である過去の事例があります。
それなのに、外部被爆だけでなく内部被爆を強いるような値の常用食、すなわち、米を、200ベクレルという過去に食べ続けたことのない値で、「給食」や外食産業に使うよう福島からの要請が記事になっています。
汚染牛給食のときの経験は反故にされ、また、このような、人体実験になるような生データを子供達に強いる、そのような非人道的な事が法治国家で行われてよいものでしょうか?
10ベクレルを超える「常用食の米」は人類初めての経験となることなのに、結果は誰にも判らない筈なのに、大丈夫ですという政府を、どうぞ、☆☆☆☆☆市は市民、子供達のために退けてください。
どうぞ、ご英知を行政に反映させてください。
母として、本当は、1ベクレルたりとも子供の口に入れたくありません。
どうぞよろしくお願いいたします。